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【書評】ピーター・リンチの株で勝つ

だいぶ昔に買った本で何度も読み返したくなる本っていくつかあるのですが、そのなかでもダントツなのが「ピーター・リンチの株で勝つ」です。

この本は、鋭い洞察力で株式投資の本質を見抜き、個人投資家がどのようにして株式市場と対峙すべきかということが非常に分かりやすく書かれており、株式投資がいかに魅力に溢れているかということを読者に訴えかける内容になっています。

 

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あなたの損は、それぞれの株に投じた金額に限られる一方で(ゼロ以下には成り得ない)、利益には天井がない。1,000ドルを投資した場合、最悪で1,000ドル失うだけだが、素晴らしい株に投資すれば15,000ドル、20,000ドル 、あるいはそれ以上を数年間で得ることができる。人生で株式投資で成功するために必要なのは大幅に値上がりする幾つかの銘柄であり、それらによるプラスは期待外れの株の損失を埋めて余りある。

 これは序章(P.13-14)から抜粋した一節ですが、この文章には感銘を受けました。株式投資のリスクを正しく捉え、そして株式投資の大きな可能性を示唆してくれるものだからです。

投資を人生に置き換えてみても、飛び切り素晴らしい人との出会いは一瞬で人生を豊かにするインパクトがあったりしますからね。


ピーター・リンチは相場全体の予測や短期的な相場の変動により利益をあげることを是としていません。また、憶測や噂によって売買をせず、企業のファンダメンタルズに注目して投資を行うべきだと本全体を通じて説いています。

株式投資を続けていると、恐慌や景気後退、天災やテロなどの恐怖と対峙しなければなりません。相場全体が冷え込んでいる時には損失が拡大する恐怖に襲われ、せっかく一度手にした有望株を不安に耐え切れずに売ってしまうことも少なくないでしょう。
そんな個人投資家が嵌りやすいトラップについても非常に説得力のある文章で描かれているので、1冊読み終える頃には「投資家としてのあるべき姿勢」というものが出来上がっていることだと思います。

 

ピーター・リンチがこの本を通じて伝えようとしていることは非常にシンプルです。

・株価と収益は必ずリンクする
・大きな利益をあげるためには相当な忍耐力が必要である
・ヒントは身近なところにある

これから、株式投資を始めるひと、または自分の投資方法が正しいのか悩んでいる個人投資家にはぜひ一読をオススメします。