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ひもログ

ひも生活っぽい感じから抜け出したい人のブログ

株式投資でよく耳にするルックスルー利益とは、どんな概念なのか?

バリュー株投資家の間でたまに飛び交うワードにルックスルー利益というものがあります。これって一体なんなのでしょうか?

言葉の端緒はウォーレン・バフェット

バークシャー・ハサウェイを率いるバフェットが考案した概念で、株式の持ち分に応じた利益額の合計のことです。以下の計算式で簡単に求めることができます。

 

ルックスルー利益 = 一株あたり純利益(EPS)× 保有株数
※EPSは当期純利益を発行済株式総数で割ると求めることができます。

 

たとえば、自分が最も多くの株式数を保有する日本アセットマーケティングのルックスルー利益はというと....

34.28円(EPS) × 2,700(保有株式数) = 92,556円

になります。あれ、でもこの数字は何を意味するんだ??

 

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ポートフォリオの価値測定

上記の日本アセットマーケティングのルックスルー利益の例ですと、2700株を保有することで年間92,556円の利益を手に入れられる訳です。この2700株は現在の株価から計算すると348,300円になります。

つまり、35万円ほどの投資で毎年92,556円を生み出す銘柄を保有していることになります。これはポートフォリオの価値測定を行う上で非常に参考になる指標なんですね。自分のポートフォリオをひとつの会社に見立てた場合に、一体いくらの利益を生み出しているのかを考えることができます。リックスルー利益を最大化する戦略こそ、バリュー株投資家が行うべきことなんじゃないかと思うほどです。

ベンジャミン・グレアムは、「株式市場は、短期的には人気投票の場に過ぎないが長期的には価値測定器である」と言いましたが、潜在的な価値はこのルックスルー利益によって図られるような気もしています。