アイモバイルの決算が出ましたね。PTS(私設取引市場)では-57円と暴落気味です。というか、明らかに暴落ですね。いやー、参ったな...
決算の詳細は、ざっくり言うと以下の通りです。
2018年7月期連結業績
売上高156.88億→179.81億円(+14.6%)
営業利益23.59億→21.18億円(-10.2%)
経常利益23.55億→20.95億円(-11.0%)
純利益15.39億→11.65億円(-24.3%)
売上高は伸長しましたが、営業利益以下の利益が二桁パーセント減少しています。純利益に至っては24.3%の大幅なマイナスですから、当たり前ですが楽観できる決算ではないですね。
ツイッターでは、悲観的な意見が多数でした。まあ、そうなるのも十分に頷ける決算でした。僕も、もちろん楽観視はしていませんし、売却も考えはじめているところです。今夜には結論を出そうと思います。
一方で、ポジティブな意見というか見解も少なからずあって、少しだけ紹介させて頂きますと、、
アイモバイル時価総額200億以下になってる300億くらいあったのに。
— sho/AnyMind@バンコク (@Shoooooou_sc_7) 2018年9月13日
-現金110億あって純資産は120億ある
-広告側の事業は粗利率下がってきてる。(これはどの会社も)
-今後はコンシューマー領域で攻めていくとのこと
それにしても営業利益コンスタントに20億はすごい。ふるさと納税事業は伸びてるし pic.twitter.com/OiUlP2TJnM
アイモバイル減益かー。
— Spelunker RX (@kumakuma7) 2018年9月13日
売上は伸びてるしいい会社だと思うけどな
というツイートがあったりします。このお二方以外は特に見かけなかったような。
スポンサーリンク
いま問われているのは、株主還元の姿勢だと思う
いやいや、株主還元ってなにやねん、と思うでしょうが、僕はいまのアイモバイルに必要なのは、「配当実施による株主還元」だと思います。優待は皆様すでに御存知の通り発表済みでして、掲示板なんかでは相当不評でしたが、僕は自社サービスを拡げる目的という理解をしているので、正直優待に関してはどうでもいいです。このままで結構。
ですが、配当となると話は別です。これは絶対にやってもらいたい。優待ってのは簡単に内容を変更したり、場合によっては打ち止めということもできますが、配当に関して一度始めたものを廃止するのは相当厳しいハードルを超えなければなりません。
株主還元の本気度を分かりやすく表現するには配当の実施が不可欠ですし、配当を行えばかなり強いメッセージを市場に送ることができると思います。
これから上場しているこのメリットを生かしてM&Aなどを行っていくためには、株価が高くある必要がどうしてもあるでしょう。会社として配当が出せるかは個人的に注目していきたいですね。