先日購入したアイモバイル<6535>の株式を100株だけ購入しました。
成長が見込めるだけでなく、指標的にも割安だったためです。ちなみに、購入時のPERは16倍前後でした。ネット系企業のIPO銘柄としてはかなり割安な部類に入るんじゃないかと思います。
さて、アイモバイル(i-mobile)がネット系ベンチャー企業の買収を発表しました。
買収した会社は、オンラインクレーンゲームを運営するネッチという会社になりますが、同社はPCやスマホなどから「実際の」クレーンゲームを操作して景品を獲得できるサービスを展開しています。いわゆる「ガチャ」と違うのは、物理的に存在するモノを獲得する点にあるんだろうなと。
えっ、そんなニッチすぎる事業ってお金になるの?という疑問が湧いてきそうですが、買収に伴い公開されたネッチの直近3年間の経営成績を見るとかなり事業が順調なことがうかがえます。
直近の売上高は8億3200万円、経常利益は1億4400万円とかなりの規模になっています。この経営成績を見ると、「単独で上場できそうじゃない?」という印象すら持つレベルです。
アイモバイルが公表した買収総額は5億5500万円ですから、かなりお得な買い物をしたなーという印象です。直近の決算だけみれば、毎年1億円のキャッシュを稼ぐ事業を5億円で買ったのですから、利回りはざっくり20%にもなります。すごいなー
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アイモバイルは企業買収がここんとこ盛んな印象
アイモバイルの経営については、新興の上場ITベンチャー企業でいうと「じげん」のような印象を持っています。将来性のある会社を次々買収していく様は、上場したメリットを十分に活かしている感じがしてとても好感が持てます。
M&Aが活発ということは、当然自社の株価が高いことを望んでいる訳で、株価対策もきちんと行うであろうことが容易に想像できます。これは株主からしたら願ってもない状況でしょう。
ちなみに、アイモバイルは今年の11月にもTAGGYというデジタルマーケティング事業のスタートアップを買収しています。買収総額は約2億8000万円とのこと。
他にも、子会社を通じて人材系のマッチングアプリ(ネットマーケティング社のswitch)を買収するなど人材領域への投資も加速させています。
こうして記事をまとめていると、改めてアイモバイルの成長性に期待が持ててきます。いま、同社の株価は個人的にはかなり割安だと思うので、タイミングを見計らって買い増しをしていきたいです。