想像以上の上昇をした本日の日経平均。大発会からこんなにも上がる(+741円)のは時期的なものも相まって「ご祝儀相場」なんて呼ばれていますね。
ブルームバーグでは、日本株のエネルギーが「爆発」なんて表現を使ってますが、まさに爆発が起きたと表現するに値する出来事でした。
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例年の大発会の株価傾向は?
年初からこんなにも上げることは22年ぶりだそうです。株価の壮絶な上昇圧力に、トランプ政権の北朝鮮政策やイスラエル・パレスチナ問題の再燃が無理矢理フタをしていた形になっていました。これが去年の大納会までの状況でして、今年になっても無事に年越しをしたこと、リスクの後退が報道されたことで一気に株価が爆発しましたね。
例年の大発会はどんな株価の推移をするのか気になって調べてみました。
※時間がなかったので調査対象を過去5年分にとどめました。
2013年 +292円
2014年 -382円
2015年 -42円
2016年 -582円
2017年 +479円
※大納会の終値と大発会の終値の比較です。
かなり拮抗していますが、2勝3敗で、金額ベースでも-57円のマイナスとなっています。一般的に、大納会はリスクオフ、大発会はリスクオンの動きが活発になると言われますが、ここ5年に限ってみれば必ずしもそうではないようですねー。
2018年の大発会がめちゃくちゃ上がったので、統計をとると去年(2017年)までと今年(2018年)までのデータでかなりの差異が生まれそうです。
2018年の株式相場は強気予想が大勢をしめる
もうひとつニュースを。2018年の初っ端からこんなにあげて大丈夫?と感じた方も多いと思いますが、多くのアナリストが今年の株式相場は堅調という予想のようです。
証券会社は株を買ってもらってなんぼの商売ですから、強気の予想をするのは差し引いて考える必要がありますが、それでもみんな揃って強気ですね。こういう時こそ、キャッシュの比率等を注意して相場に臨みたいところです。
あっ、最後に。為替相場などをピタリと当ててると評判のニトリHD似鳥会長は、今年は春まで好調だけど、後半失速と見ているようです。
どのアナリストよりも経済の見通しが当たる似鳥会長の18年以降の経営環境見通しは、18年春が天井とのこと。ぴんち。 pic.twitter.com/x3O71WRKFn
— Gakuuuuun (@gaku96) 2018年1月3日
さて、どうなることやら