先日、と言っても相当前になりますが、アイモバイルの配当の可能性についての記事を書きました。
このときは、いまほど業績好調という訳ではなかったのですが、株価を上げる起爆剤として少々無理をしてでも配当を実施すべきだと思ってました。
ところが、先日の決算にてふるさと納税事業の急成長があり、どうやら通期の会社予想を大幅に上回りそうな観測も出てきました。それなのに、株価は依然低調なままです。
上方修正が既に株価に織り込まれていると判断するか、それとも市場ではまだまだ半信半疑な見方が多く、まだ織り込み済みでないと判断するかが分かれているのでしょう。
現在の株価は上昇傾向にあるものの、まだ1,000円にも満たない株価です。
個人的見解としては、そろそろ上方修正があるのでは?
以下、アイモバイルの第一四半期の決算短信です。
経常利益は通期計画の18億円に対して、既に11.1億円に達しており、進捗率は61.8%にもなっています。(前年同期比96.0%増)
一応、スケジュールでは3/7(木)が決算発表の予定なので、タイミングとしてはこの決算発表の場で上方修正のリリースがあるのではないかと思ってます。
あと、個人的な予想としては、通期業績もうまくいけばクリアできるのではないかと思ってます。ふるさと納税は昨今の自治体の返礼品の問題が大きくクローズアップされており、そのおかげ?で認知が更に拡大した感じもあります。
また、そんなタイミングでテレビ広告を打ったあたりも個人的にはすごくいいタイミングだったと思っておりまして、さらなるシェアの拡大も見込めるんじゃないかと思ってます。
ふるさと納税は特需なのか?
この問いに対する答えはまだ出ていませんが、アイモバイルが広告代理業ではなく、コンシューマ向け事業で生きていく活路は十分に見えた気がします。仮に、ふるさと納税事業やふるなびがダメになったとしても、まだ新しい分野で花を咲かせられるような気がします。
このあたい、エイチームに似ている感じがしていまして、エイチームもゲームにかなり傾いた時期がありましたが、コンシューマ向け事業で成功しています。コンシューマ向け事業(引越し侍とか)で業績が爆発的に伸びるのは稀なので、目立たない存在ですが、個人的にはかなり好感していた会社です。
ココ最近は、新規採用が困難になってきているので、広告代理業みたいな営業マンを多く抱えて、採用活動をとめどなくやるような事業形態は今後厳しいのではないかと思います。(この典型例はサイバーエージェント)
長くなりましたが、結論から言うとアイモバイルの将来はまだ明るいような気がしているのでした。決算が楽しみです。