突然、急騰する監視銘柄。その直後に襲ってくる「あー、買っておけばよかった」という後悔。株式投資をしていると誰しも経験があることではないでしょうか。
自分の最近の経験ですと、アカツキ<3932>なんかがそれにあたりますね。以下、自分が監視銘柄に入れた時点と現在の株価です。
松井証券のウォッチリスト(監視銘柄)に入れたのが昨年末。たまたまfacebookでアカツキに関する投稿を見たのがきっかけでした。当時の株価は確か3000円くらいだったような。
で。現在の株価はというとなんと8260円(先週金曜日の終値)になっています。この短時間に凄まじい上げっぷりです。株価の推移を見ていただければ分かりますが、すごくリズムのある動きをしていて、株価が上がる度に「あー買ってたら資産はもっと増えていたなー」とか考え始めている訳です。
株式投資で好成績を収めるためには、きちんとした自分なりの相場観を身につける必要があります。
スポンサーリンク
株式市場は常に人のギャンブル精神をくすぐってくる
先のアカツキの事例もそうですが、いろんな銘柄の株価推移を見ていると、知らずのうちに病気にかかってしまいます。値動きが激しく、著しくリスクが高い銘柄を触ってみたくなる病気です。
この「触ってみたくなる」原因は、莫大な利益を得るのに、それが実現不可能な夢や目標ではなく、手が届きそうなものであると錯覚してしまうことです。要するに、すぐに利益が得られそうだ♫という安易な考えなんですね。
こうして文章にしてみるとそんなの馬鹿な考えだ!と一蹴できそうですが、日々刻々と変化する相場のなかではなかなかそのトラップに嵌っていることに気がつけません。
株式投資では年間の利回りが20%を超えれば超御の字ですから、まずは自分が死守しなきゃいけない利益の額なんかを意識しておきたいところですね。