農業法人で働きはじめてから給与は大きく下がりましたが、3年後に農業を始めるにあたり100%自己資本、つまり借り入れなしでスタートしたいと思ってます。
ですので、学生の時から続けている株式投資で少しでも資産を殖やしておきたいと思う毎日。
さて、愛読しているブログ「エナフンさんの梨の木」に、以下のような記事があったことを思い出しました。
この記事の内容は、例えば10年単位で見れば株価が倍以上になっている銘柄が多く存在し、さらには10倍以上も高くなっている銘柄もあるというものです。
インドで金色の亀の置物を見たというエピソードから、ピーター・リンチの投資方法に対する理解を深める様子はとても興味深いのですが、確かに置物の画像を見ていると「亀の歩みが財産を築く」と示唆しているようにも見えてきます。
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さて、翻って実際に株価が10年単位でどのように変化しているのかを確認してみましょう。日経225採用銘柄を中心に見てみます。
大和ハウス工業<1925>
リーマン・ショック後は1000円台を割り込みましたが、いまでは株価は3000円付近に位置しています。対象期間における上昇率はおよそ3倍。
花王<4452>
リーマンショック前と比べても2倍近い上昇をしています。
民主党政権時代における横ばいが数年あるものの、2013年以降の上昇が目をひきます。
TOTO<5332>
同じく対象期間で2倍以上の上昇。ここ1~2年は株価が落ち着かないのが特徴的ですが、長い目で見れば上昇相場にあるのかと思います。
サイバーエージェント<4751>
サイバーエージェントは3倍以上の上昇。新興銘柄でも長期で見れば上昇している銘柄が多くあります。
この他にも長期チャートを見てみると倍になっている銘柄が多くあります。
ただ、5年以上も投資を行っていますが、購入価格から倍になって売却した経験がありませんので、銘柄をホールドする力が足りないんだと思います。
投資握力を鍛えるには?
ツイッターを見ていると「投資握力」という言葉を目にすることがあります。
この投資握力というのは、しばしば利益確定を早まった文脈で使用されることが多いように感じます。
私が考える投資握力をキープする銘柄選定の基準があります。
- 配当利回りが4%以上である
- PER15倍以下、PER1倍以下で直近の3期で増益基調にある
- 経営者に正しい倫理観があり、社をあげての不祥事の可能性が少ない
上記に加えて、ネットネット株であることが加わればもう文句なしです。
そんな銘柄には未だ出会ってないですが。。
ネットネット株については以下をご覧ください。
日本市場がここ最近堅調でもありますので、ある程度のキャッシュを確保しつつ、利益確定を早まらないようにしたいと思ってます。